高血糖のみかた・考え方を考える

注意 初めて書いた文章なので、文章の構成や繋がりが不自然であったり、根拠が乏しかったり、結論まできちんと書いていなかったりします。参考程度として下さい。

初回発信日 2014年1月29日(水)

 

高血糖のみかた・考え方を書くとしたら

 今日は糖尿病の予約外来だったので、外来をしながら、高血糖のみかた・考え方という本を書くとしたら、どういう内容にするべきかを考えていた。

 

 まず「糖尿病」ではなく、「高血糖」にした理由。

 

 糖尿病というのは、正確にいえば、慢性的な高血糖状態を指す。糖尿病は、砂糖水のような甘い尿を認めるところから、その名前がついたと推測されるが、現在の糖尿病の診断基準では、必ずしも尿糖を認める必要がない。

 

 糖尿病の診断には、血液検査における血糖値HbA1c(NGSP)を用いる。

 

 血糖値では、空腹時血糖、食後血糖、75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)を行ったときの血糖など、様々な条件下での基準値がある。

 

 いずれにしろ、糖尿病の診断において、尿糖は参考所見である。

 

 糖尿病診療が分かりにくい理由の1つとして、名前と実際の診断が乖離しているところあるとみている。

 

 糖尿病の診断基準においては、一過性の高血糖を認めただけでは、その状態を糖尿病とは認めないことになっている。慢性的に、継続的に高血糖が認めている必要がある。

研修医が活躍する場所は予約外来ではない

 糖尿病診療の核は、基本的に外来診療である。しかし、研修医は主に病棟や救急外来などで研修するものの、糖尿病のような慢性疾患を継続的に診療することはあまりない。

 

 病棟で入院中の患者さんを診たり、救急外来で急性疾患を診ることはあるが、比較的に状態が安定していて、1~2ヶ月程度で定期的に外来受診をする患者さんを診る機会が少ない。

 

 このため、入院する必要がない慢性高血糖である糖尿病を患う人たちを診療する機会が極めて少ない。このことが研修医にとって、糖尿病や高血圧症、脂質異常症のような生活習慣病の診療を勉強する機会を奪っている。

 

 診療する機会がなければ、熱心に勉強することもなく、具体的なイメージも湧きにくい。

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